トランプ大統領が中国に関税を課すと発表した後、株式、原油価格は急落

ドナルド・トランプ米大統領は日曜日(5月5日)にツイッターでサプライズ発表し、2,000億ドルの中国製品に対する関税を5月10日から25%に引き上げると述べた。

トランプ大統領の決定は、米国と中国が5月10日に貿易協定に達することを期待していた多くの人々にとって衝撃となった。

ウォール ・ストリート・ジャーナル紙は月曜日、中国がトランプ大統領の脅迫への対応として今週予定されていた貿易交渉の中止を検討していると報じた。

トランプ大統領の発言により、アジア株式市場は急落した。

中国では、上海と深センの取引所の総合指数が4%以上下落した。深セン構成指数は5%以上急落した。

中国人民元は対ドルで大幅に下落した。中国以外の市場では、人民元は一時対ドルで1%以上下落し、1ドルあたり6.8011元となった。これは年初以来の人民元の最低為替レートです。

香港市場では、ハンセン指数は一時3.5%近く下落した。

オーストラリアのASX200指数は1%以上下落した。

ベトナム時間午前10時近く、MSCIアジア太平洋指数(日本を除く)は2%近く下落した。

日本と韓国の2つの市場は、週の初日は休日です。しかし、日経225指数先物は一時1.8%下落した。

今夜の米国株先物も急落を示唆した。S&P500先物は一時1.7%下落した。

ベトナムでは、週初めの朝の取引セッションの終わりに株式市場が13ポイント以上下落し、VN指数は961.10ポイントまで押し上げられた。

今朝、世界の原油価格も株式とともに、米中貿易交渉の決裂のリスクに直面して急落し、エネルギー需要の減少につながるだろう。

ニューヨーク市場のWTI原油先物は一時2.4%近く下落し、1バレルあたり60.44ドルとなった。ロンドン市場のブレント原油先物は一時1.8%下落し、1バレルあたり69.59ドルとなった。

タン・トゥイ (t/h)